急にトイレで産まれそうになって麻酔もきかないハプニング

私は、5年前に次男を出産しました。 次男を出産した時は、ハプニングがたくさんあり大変な出産となりましたが、今となってはとてもいい思い出となっています。

次男の出産は、長男を私と主人の実家に預ける日程の調整もあり、正産期に入って赤ちゃんが十分な大きさになったら陣痛促進剤を使って赤ちゃんを出産する計画分娩を予定して、陣痛促進剤を使うと陣痛が自然にくるより痛いと聞いていたので、和痛分娩をすることにしました。

ちょうど39週の妊婦健診で、赤ちゃんを出しても大丈夫ですと言われたので、数日後に入院して朝から陣痛促進剤をいれました。そして、それと同時に背中から麻酔チューブをいれてもらい、出産時に麻酔をいれて痛みを和らげる準備をしてもらいました。

経産婦だったのと初産もとても分娩時間が短かったので、早く産まれるだろうと思っていたのですが、中々陣痛が起こらず一度夜になると陣痛促進剤の点滴は中止して、落ち着かない中眠りにつきました。 陣痛促進剤の副作用で、下痢になってしまいトイレに頻繁に行かなければいけなかったのです。

次の日、再び朝から陣痛促進剤をいれたものの中々それでも陣痛は来ず、助産師さんが足浴をして身体を温めたりと陣痛に繋がりそうなものを、色々な事を試してくれました。 母親と妹も来てくれてずっと付き添ってくれていたのですが、私も昼食の時間になり 母親と妹も病院の近くで食事をとりに出かけていきました。

私は相変わらずお腹を壊していて食欲もなかったので、あまり昼食は食べずにトレイを返却して、お腹が痛かったのでお手洗いに行きました。よりによって、お腹を壊していたので分娩室のお手洗いではなく、遠いお手洗いに行ってしまったのです。 そしてトイレに座って、便かなと力むとまさかの破水してしまい、急に強い陣痛が起こり赤ちゃんが産まれそうになったのです。

慌てて非常ボタンを押すと看護師さんが来てくれたのですが、もう分娩室に入る頃には赤ちゃんが出てきて一回いきむとすぐに産まれて、高いお金を払って和痛分娩にしたのに使わなかったのです。 このことから、出産は下痢の痛みとわからないという話は聞いてましたが、あながち間違いではないと私は思います。