私は、里帰り出産はせずに第一子を出産することになりました。 家から産院までは、徒歩では無理なため、陣痛が起きた時には陣痛タクシーを呼んで産院に行くことにしていました。
出産をした先輩ママさんから「あまり早く行き過ぎても、出産まで時間がかかるために、家に帰るように言われたりするから、初産の時には急いで病院に行かなくても大丈夫だよ」とアドバイスをもらっていました。 私も、初産では時間がかかるだろうと覚悟していて、陣痛の長時間の痛みに耐えられるかどうか心配をしていました。 そして、ついに私にも陣痛が来て、陣痛の感覚が短くなるまで自宅で様子を見ていて、そろそろだというときに産院に病院をして、陣痛タクシーで向かいました。 ちょうど、主人が仕事が休みの日だったために、主人にも付き添いで来てもらうことになりました。
産院につき、陣痛の様子を見ているときに、看護師の方から「お尻が押される感じがしたら呼んでください」と言われていて、初めての出産のために、痛みがどんなものなのかよくわからず、陣痛が来るたびにお手洗いに行きたい感覚になってきていて、もがいていました。 そんな私の様子を見て、「それ、お尻が押されてる感覚じゃないの?」と傍にいた主人に言われ、主人が看護師の方を呼んでくれました。 そして、私の子宮口を見た看護師の方が、「もうだいぶ開いてきているので、分娩台に行きましょう」と言われ、分娩台に行くと1時間ほどで出産をすることになりました。
病院に到着をして2時間ほどで出産するという初産にしては早い出産になりました。 お尻が押されている感覚というのを理解していなかったために、もしも私一人で産院に行っていれば、分娩台ではないところでもがき苦しんで出産となっていたかもしれません。 また、初産では時間がかかるからと、主人には産院に後から来てもらおうと思っていたのですが、早い出産になったため、後から来てもらうとなっていたら立ち合い出産もできていなかっただろうなと、いろいろなハプニングを経験しながら無事に出産をすることができました。